1月1日元旦には大和カルバリーチャペルでは、初詣礼拝というものが行われます。
日本中の多くの人が神社に初詣に行くので、教会にも是非初詣にいらしてくださいという教会の思いからの命名でしょう。
元旦には、主任牧師による一年の指針とも言うべき素晴らしいメッセージを聴かせていただきます。
また、この日の特別賛美はなんと”演歌”でした。
教会で演歌!?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、世の中の演歌とはひと味ふた味違う”ゴスペル演歌”というものがあります。
演歌の伴奏で歌い方も演歌調ですが、歌詞の内容は神様を賛美するものであったり、讃美歌を演歌風にアレンジしてあったりというようなものをさします。
そして、歌っていらっしゃるのはワーシップジャパン学長のジョシュア佐佐木先生です。
実は、私はあまり演歌には詳しくないのですが、演歌を歌われる方からの情報によりますと、曲の演歌度という1~5で表したランク付けがあるようです。それによりますと、いわゆる「ど演歌」が5で、数値が小さくなるほど歌謡曲に近づくとか・・・。演歌の月刊誌があって、そこに載っている新曲にはランク付けがされているそうです。
歌う人によるのではなく曲によります。例えばつぶれたような発声で音を引きずって歌う「女の操」は5,「川の流れのように」は2,という具合だそうです。
今年のジョシュア先生の曲は、ちょっと軍歌調だったような・・・、さて、ランクは何になるのかしら???
元々はこの先生素晴らしいバリトンのオペラ歌手ですから・・・。
ところで、私の父に言わせると「演歌っていうのは、『熱海の海岸散歩する~、ギーギーギー 貫一お宮の二人連れ~ギーギー』だよ」と。このギーギーはバイオリンだそうです。
一体何のこと!?と思って調べてみると、明治時代後期から昭和初期までにバイオリンを弾きながら盛り場などを回って流行歌を歌っていた人を演歌師というそうです。これが演歌の元祖?なんでしょうか。現在の”ど演歌”とはずいぶん趣が違うのでしょうね-。
さて、元旦はもう一つ恒例の日本舞踊もありました。
毎年美しい舞いを見せてくださいます。曲は「主の祈り」で、私が編曲して音源を作らせていただいたものです。
一年に一度元旦だけですが教会で、こうして日本的な音楽や舞踊に触れられるのもなかなか良いものです。
日本の教会ならでは(と言うか大和ならでは?)、キリスト教会でもお正月気分が盛り上がりますよ!