小坂 忠 先生  秋津ゴスペルチャーチ宣教牧師

12月1日の大和カルバリーチャペルの特別ゲストは、小坂 忠 先生でした。

「あぁ、あの!」とおわかりなる方や、昔からのファン、現在のファン、きっとたくさんいらっしゃることと思います。

かくいう私は小、中、高、大クラシック一筋(?)に突っ走ってきたものですから、失礼ながら昔のご活躍は存じ上げませんでした・・・。

 

そういうご存じない方のためにProfile&Historyをちょっとご紹介いたします。

『66年ロックグループを結成し、70年代ポップスの基礎を築く。日本のロック界の草分け的シンガー&ソングライター。

71年以降リリースされたソロアルバムはJソウルの元祖的な名盤として、多くのミュージシャンに影響を与えてきた。

その後CM音楽やNHKの子供番組の作曲も手掛ける。

76年、2歳半だった愛娘の事故を通してキリスト教に導かれ、クリスチャンとなる。

78年日本初のゴスペルレーベル「ミクタムレコード」を設立。ゴスペル音楽活動に専念し、日本の教会音楽に新風を吹き込む。

さらに、91年には出身教会の牧師に就任。』(CHU KOSAKA アルバム”NOBODY KNOWS”より引用)

その後のクリスチャンミュージシャンとしての活動には目を見張るものがあり現在に繋がっています。

 

現在の小坂 忠 牧師先生です 

現在の小坂 忠 牧師先生です

この日曜日の礼拝は、いつものようにギターを持っての登場でしたが、私の今までの忠先生のイメージとはまったく違うブルース調の実にカッコイイ”Amazing Grace”の特別賛美から始まりました。

 

続くメッセージでは、2011年3月の東日本大震災発生後すぐに被災地を訪れ、継続的な支援を行っていらっしゃるお話をしてくださいました。

被災地の教会、仮設住宅での支援コンサートのため、毎月被災3県を訪問していらっしゃるそうで、最初は主催者から「神様の話とお祈りは絶対しないでください」と言われていたそうですが、最近では「お祈りしてもよいですか?」「神様のお話をしてもよいですか?」というと「どうぞ、お願いします!」と言われるようになったそうです・・・!?

これは、本当に”Amazing Grace”驚くべき変化です。

震災後たくさんのボランティアの方々がお手伝いに行き、またいろいろな方達が被災者のための活動を

されていますが、中には建物を建てる代わりにこの仏像(?)を置いてください、というようなこともあるそうです。

そんな中でキリスト教さんは、何も見返りを要求せずにいろいろしてくれる・・・、というようなことで現地の方達の信頼を得ることができたようです。

それにしても、あれからちょうど1000日この間ずっと東北を訪れてご奉仕を続けていらっしゃる小坂先生には、本当に頭が下がります・・・。

ところで、忠先生と私の出会いは・・・、実は私が講師を務めますワーシップジャパン(元ジャパン・ミッション・ミュージックスクール)の初代学長が小坂 先生でした。

約12年前のこと、当時も素敵な学長でしたが、今もダンディーな先生です。

どうぞこれからも東北の方々のために心暖まる歌とメッセージを届け続けてください。。。

最新オリジナルアルバム”NOBODY KNOWS”もステキです・・・♪

 

ダンディーな忠先生です

ダンディーな忠先生です


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出版社挨拶回り

先日、「愛のそよ風」の発行責任者と一緒に出版社の挨拶回りをさせていただきました。

「愛のそよ風」Vol.2から委託しているいのちのことば社、福音社、日キ版を車で半日かけて回りました。

いのちのことば社は府中にある流通部門に伺ったので町中からは外れたのどかな所にあります。

「いかがでしょうか?」のこちらの質問に、なかなか良い手応えのお返事をいただきました。

「今後もシリーズとして出版されるのですよね?」の先方の質問に、「はい、定期的なペースでこれからも出版していきたいと思っています」・・・。

よし、これからも頑張って行こう!

でもお話によると今は、やはりCDなどはなかなか売れないそうです。

次に訪ねたのは立川市内の福音社です。ここは、セブンスデーの教会も一緒の明るいビルで、

入り口はクリスマスリースなどでとても美しく飾られていました。

私の「何か今後の曲目のご希望などがございますか?」の質問に「いえ、まさにこのような讃美歌・聖歌・プレイズのアレンジがピッタリです」

とのお答えには、「さぁ、次のはさらにステキなものを作るぞ~」という気持ちでいっぱいになりました。

午後一番には飯田橋の日キ版の流通をお訪ねしました。

ここは本当に皆さんが忙しくくるくる走り回っているような感じでした。

担当の方はお留守で「繁忙期なもので慌ただしくて申し訳ありません」とおっしゃりながらご挨拶に出てくださった

トップの方にご挨拶だけしてすぐに失礼しました。

それにしても、クリスマスシーズンのお忙しい時期なのにさすがにどこもキリスト教企業らしく、スタッフの方々が本当に暖かい良い方達ばかりでした。

少々緊張して回ったのですが、やはり直接流通現場のお話を伺ったことで確信も持て、さらにやる気を後押ししていただいたような感じがします。

 

今後創作したいジャンルとしては、まずあまり大きくない教会の聖歌隊向けにピアノ伴奏付きの讃美歌のコーラスアレンジ楽譜を作ることが一つ。

それから、これも前からリクエストがあるのですが、「愛のそよ風」のもっと初級者でも弾けるレベルのものを書くということで、易しいけれどちょっとステキなサウンドとコード使いというところがポイントです。

この楽譜が完成したら、「愛のそよ風」とは別の題名を付けるつもりです。

「愛のそよ風」それは”聖霊の風”をイメージして発行責任者が考えてくださった題名です。

夢はどんどん広がります~。

”聖霊の風”に乗って来年も羽ばたきたいと思います・・・。

 

聖霊の風に乗って~

聖霊の風に乗って~


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10度のマジック ♪♪♪

今日は、アレンジのお得な情報を一つお知らせしようと思います。

私は今まで、講師を務めるワーシップジャパンや自宅レッスンで、アレンジ講座を担当したりやアレンジレッスンを行ってきました。

ピアノを弾く多くの方が、「自分でもステキなアレンジが出来るようになりたい!」という希望を持ってアレンジを習いにいらっしゃいます。

かつて私も「どうすればこの讃美歌の古くさい、あ、いえ、古めかしい伴奏をモダンに出来るのだろうか??」と思って悩んでいました。

アレンジ(編曲)の意味は一言では言えませんが、今ある楽譜を基に違う音に作り直す、コードを変えてみる、また難しい曲を易しく弾きやすくするなどの

いろいろな作業はみな「アレンジする」ということに入ると思います。

みんなが共通して求めるアレンジの要素は”どうすればステキなアレンジができるのか?”や”かっこいい演奏のコワザが知りたい!”であるような気がします。

 

以前ある市立中学校の校歌の伴奏譜のアレンジを頼まれたことがありました。

ところが、昔ながらの校歌というのは、メロディーをちょっと聴いただけで「あっ、校歌だ」とわかる、まぁ独特な雰囲気があるので・・、

あの種の曲にモダンなコードで洒落た伴奏というのは、何かちぐはぐなものなのです。

ですので、そういう場合はやはりメロディーの曲調(性格)というものを十分生かした上で、ちょっとしたアイデアを盛り込むというようなことが大切だと思います。アレンジというのはまさに臨機応変ですね。

では、”ステキな伴奏”のとっておきを一つお教えしますね!

次の曲は皆様よくご存じの”オーラリー”の冒頭です。

 

10度のマジック オーラリー①

こういう伴奏よくありますよね。まぁ、間違ってはいないと思いますが・・・。

 

でも次の伴奏だとどうでしょうか? 何かちょっとの差なのにステキになりませんか?

10度のマジック オーラリー②

これが、伴奏に10度の音程を使ったものです。

一小節目のコードネームCの所ですが、本来はドミソ(1,3,5)と和音を重ねますよね。

その音の並び順をド、ソ、ミ(1,5,3)とします。ミを1オクターブ上に持っていくだけです。

するとドとミの音程が10度というわけです。

たったこれだけのことですが、伴奏は音域も広がり一気にステキなハーモニーになりますよね!

だから私は”10度のマジック”と呼んで、レッスンの生徒さんには「まずこれを覚えてね!」と言っています。

上の例題は、10度ばかりを連続して書きましたが実際に使う場合はいろいろなパターンを混ぜて使えばよいですよ。

まだ他にもコード進行自体を変えるというような方法もあるし、拍子やリズムを変えることもあり実に自由でバラエティに飛んでいます。

主人のお得意の8文字熟語は”臨機応変 支離滅裂”!?

臨機応変を通り超して、支離滅裂までアレンジで遊んでみるのもまた面白いかも・・です♪


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パストラーレ 再開!

”パストラーレ”と聞けば何が一番頭にうかびますか?

田園曲、牧歌風にという意味で多くの方が、ベートーヴェンの交響曲第6番「田園」を思い浮かべるのではないでしょうか。

元来は、キリストの降誕に際し、牧童が笛を吹いたという聖書にちなむ田園風のクリスマス音楽をさしましたが、次第に牧歌風の音楽を意味するようになりました。

再開 パルトラーレの意味は、まったく違いまして、実は音大時代の仲間でピアノ演奏を行っているグループの名前です。

グループ名を考える時に、メンバーの名前が田中、竹村、横山、などなど・・、その名字の漢字から共通するものが”田園風景”であったことから”パストラーレ”だな!と主人が言ったことで決定しました。

でも考えてみると、例えば鈴木さん村松さんや林さん、山田さんなどなど日本人の多くのお名前が”パストラーレ”にちなんでいますね(笑)

とにかくそれが約20数年振りで再開しまして、先日せんがわ劇場で第1回目の研究会を行いました。

パストラーレの今年のメンバーです♪

パストラーレの今年のメンバーです♪

 

一部はそれぞれソロを弾き、2部は連弾というプログラム♪

久々にメンバーの演奏を聴きましたが、皆それぞれに仕事も持っているし、忙しい毎日の中でも年に数回はステージ弾いている人達なのでさすがの演奏です。やはり継続は力なりで「あれっ、昔より上手になっているな~」という印象を受けました。

研究会でしたので、すべてのプログラム終了後は皆でステージに上がって連弾曲について「ここはもう少し伴奏を押さえたら?」とか「このフレーズはもう少し軽やかな方が良いのでは・・」などなど、意見が飛び交う楽しいひとときとなりました。

いつもこのくらいにこやかに演奏できるといいんだけど~

いつもこのくらいにこやかに演奏できるといいんだけど~

そして、皆異口同音に「音大の仲間っていいね」と。

○○年経っても、”ピアノを弾く”ということで以前の続きのように繋がれるし、やはり皆ピアノが好きで

離れている間もそれぞれにピアノを弾いていたんだなぁ、と皆を頼もしく感じました。

”パストラーレ”の再開は私にとっては本当にまた戻れた場所でもあり、新たに出発できる場所ともなりました。

これからの私の目標は本当の意味で”心から音を楽しむ”ピアノを弾くことと、聴く人にもそれが伝わる演奏が出来るようになることです。

今までも、そしてこれからもずっと追求しつづけていけるものを持たせてくれた両親に感謝です!


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「愛のそよ風」vol.3が大和カルバリーチャペルで発売になりました!

2013年10月6日「愛のそよ風」vol.3が、大和カルバリーチャペルで発売開始になりました。

大川先生がとても素晴らしく楽譜とCDのPRをしてくださり感激しています!

一昨年10月にvol.2を発売してちょうど2年目。

vol.1を出版してから8年目になります。

 

Vol.1から買ってくださっているご夫妻です

Vol.1から買ってくださっているご夫妻です

最初にアレンジ集を出す話が持ち上がった時は、私は既にたくさんアレンジしていたプレイズのアレンジ集にするつもりでしたが、

話し合う内に著作権のことなどいろいろ考えて、「やはり問題の少ない讃美歌・聖歌で行きましょう」ということになりました。

それまでは私は讃美歌・聖歌のアレンジは少なかったのですが、楽譜が出来上がるととても好評ですぐに次の楽譜をという声がたくさん寄せられました。

 

写真のご夫妻は、ご自分の病院の待合でいつも「愛のそよ風」のCDを流してくださっているそうです。

記念すべき発売日に父と

記念すべき発売日に父と

 

vol.3は、「心優しく、癒される音色」をテーマにアレンジいたしました。

楽譜も弾きやすい譜面を心がけました。

アレンジのレッスンを受けていた時にいつも先生から言われたこと

① 基本に忠実に

② 奇をてらわずに、シンプルな中にちょっと気のきいたことをする

③ やたらと音をたくさん使わずに必要な所に必要なエッセンスを盛り込む

まとめるとこんな感じでしょうか。

私にとってはこの教えは宝ですが、アレンジのみならず、人生のいろいろなことに通じる教えのような気がします・・・。


カテゴリー: 作曲, 私と教会, 編曲

花は咲くプロジェクト瀬戸

瀬戸カルバリーチャペル献堂7周年記念集会 に行ってきました。

もの凄い豪雨と横風

もの凄い豪雨と横風

あの日本縦断した台風18号の吹き荒れる中、台風に真っ向から突っ込んで~~~

行きの新東名は、とにかく豪雨と暴風でとても怖かったです。

途中見える川という川は、濁ってまるでマングローブに覆われたアマゾンの川のように見えました。

先生方いいコンビです!

先生方いいコンビです!

瀬戸カルバリーチャペルは4月から倉知 契先生が担任牧師として牧会していらっしゃいます。明るくアットホームな素敵な教会の印象を受けました。

今回は記念集会でしたので、大川 従道先生、道子先生をはじめたくさんの先生方、スタッフも同行されました。

集会は、倉知先生と坪井先生のコンビの楽しいオープニングから始まり、

瀬戸の教会員や大和教会からのソプラノ歌手による素敵な歌などなど、続いて大川先生の素晴らしいメッセージ、と盛りだくさんの1時間半があっという間に過ぎていきました。

 

 

即席バルナバ会

即席バルナバ会

終わるとロビーにはいろいろなお食事が用意されていて、それを頬ばり30分後には

台風一過の晴天のもと帰路に。

連休最終日にもかかわらず、高速はすいていて「瀬戸ってこんなに近かったのね」!?

そりゃあそうでしょう、こんな日に車であちら方面に遊びに行く人はいませんから。

素晴らしい記念集会と、行きの何とも凄まじい嵐のドライブ・・・。

主に守られて本当に印象に残る長~い一日となりました(ホッ)


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ニューヨークからのミュージカルシンガー:西田 レミナさん

ミュージカルシンガー:西田レミナさん

ミュージカルシンガー:西田レミナさん

8月25日(日)の大和カルバリーチャペルの特別賛美は、ニューヨークで活躍中の西田レミナさんのパワフルな賛美でした。

2年に一度位帰国されてその度に大和教会での賛美のご奉仕をしてくださいます。

礼拝の中ではゴスペル「In Christ Alone」,礼拝後は「Some Things Are Meant To Be」というミュージカル若草物語からの曲を歌ってくださいました。さすがにパワフルでノリが良く、とても魅力的な歌い方です。

私にはアメリカのミュージカルの曲というのが新鮮で、前回から大好きになりました。

パワフルなレミナさん意外に小柄なんです

パワフルなレミナさん意外に小柄なんです

26日(月)には、恵比寿で、昼と夜のレミナさんのライブがありました。

ニューヨーク仕込みのレミナさんのダイナマイトのように炸裂するパワーと強い個性が光るステキなライブでした。

このために集められたスペシャルなメンバーでステージが繰り広げられましたが、特にピアニストは

音楽によって豹変するというパンチのある凄腕のピアノで、ダンサー並みに体でピアノを弾いているのにはびっくり!?

ミュージカルも私たちが一般的に知っているものではなく、日本人がまだ知らないけれどもとても魅力的ないろいろな曲も歌われました。

そして、何と言ってもレミナさんの歌に対する強い思いとそのパワーには、本当に圧倒されました!

素晴らしいパフォーマンスに会場のお客さんもとてもエキサイトして、湧いていました。

タイトルは”BODERLESS”。 ミュージカルの発声はクラシックのように低音と高音の声質の変化がなく、下から上まで行けるそうです。

彼女のジャンルもミュージカルからオペラまで。そして活躍の場はアメリカから日本。

彼女の生き方そのものが”BODERLESS”なのかなと思いました。

とはいえ、本場アメリカで舞台に立つということは並大抵の努力ではないだろうと想像できます・・・。

レミナさん、これからのご活躍を期待しお祈りいたします!!!


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2つのレコーディング その2

昨年6月のことですが、2日間にわたり東銀座の大きなスタジオでのレコーディングがありました。

内容的には、ある作詞家の数編の詩に、私ともう一人の作曲家で分担して作曲、オーケストレーションした作品のレコーディングでした。

素晴らしいオペラ歌手の方々と弦楽奏者による演奏がなされ、私にとっては大変意味のある経験になりました。

新進気鋭の作曲家や、有名な歌劇団の先生方ともお話できたこともとても楽しかったことです。

本当はもっといろいろ面白い裏話もあるのですが、このブログに書けないのが残念です・・・。

 

広いスタジオで、ブースもいくつもありました

広いスタジオで、ブースもいくつもありました

 

ところで、レコーディングした音楽って一体どのような加工がされてCDになるんでしょうね~?

私は、楽譜作りにはフィナーレというソフトを使っていつも楽譜を作っていますが、音源作りの方はまだまったく未知です。

いわゆるDTM(デスク・トップ・ミュージック)ということなのだと思いますが。

この時のエンジニアの方達もPro Tools というDTMのソフトを使って作業をするということでした。

実は、昨年私なんとプロ仕様のそのソフトPro Tools 10を買ってしまいました!?

世界標準のとても素晴らしいソフトだそうで、使いこなせば何でも自由自在に音作りができるそうです・・。その言葉に惹かれて。

最初の動機は、自分で作った曲の音源まで自分で作り市販レベルのCDまでの加工をしてみたいという壮大な錯覚からでした。

1年経った今、捨て置かれたようなそのソフトに「こんなプロ仕様のソフト買っちゃって。。。」と、後悔したりもしてますが、

牛歩でも始めればいつかは出来るようになるかもしれない、という泡のような希望を持って長期計画で始めてみようかしら・・・。

実はこのブログに書くことで自分にプレッシャーをかけてみましたが、さて?

それにひょっとすると、牛も走り始めたら結構早いかもしれないし~(笑)

 

気分はディレクター

気分はディレクター


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2つのレコーディング その1

神の家族主イエスキリスト教会

神の家族主イエスキリスト教会

5月27日に私のアレンジ楽譜集「愛のそよ風」vol.3のレコーディングをしました。

場所は神の家族主イェスキリスト教会

実はここは、私が講師をさせていただいています音楽神学校ワーシップ・ジャパン

本拠地としてお借りしている教会です。

スカイツリーを見上げながら通り過ぎて、草加の手前の駅で降りて歩きます(汗)

左の写真がそうです。素敵でしょ!!電線が惜しい~。

十字架の下の1階正面は、カフェテリアになっていて、シェフが作るランチが人気です。

会堂はとても静かで、素晴らしいピアノがある素敵なチャペルです。

当日、教会に着くと調律師さんが気合いを込めて調律をしていました。

「ガー~ン、ガ~ン」と杵で打つようなタッチで叩きながら・・・!?

「あれ~!?大丈夫かな~!?」だんだんドキドキしてくる私。

 

やがて調律師さんに「いかがでしょうか?」と言われ試弾した私は飛び上がってしまいました。

こういう時は、いつになく耳がデリケートになっていますので、私の耳ってこんなに繊細だったかな~?と思う位です。

「あっ、あのー、このピアノはとても良い音のはずなのですがデリケートなピアノ(弱い音)が全く出せません・・・」と。

それから2時間近く私の出したい音が出せるタッチに近づけてもらう作業が続きました。

調律師さんも一生懸命にやってくださいましたがこの時ばかりは、

自分のピアノのことより調律師さんのことを真剣に祈ってしまいました(笑)

作業が終わり最初はまだ不安な状態でしたが弾いていく内に、

本当に不思議なようにだんだん音に響きが出てきて、ピアノが答えてくれるのがわかりました。

「これならいける!」と思った時は、お昼を過ぎもう一仕事終わったような気さえするほどでした。

いざ始めてみると信じられないほどの順調さでほとんどTake 1。

目指した「優しい、包まれるような音色」がほぼ表現できたと思いました。

 

エンジニアとプロデューサーです

エンジニアとプロデューサーです

 

愛のそよ風vol3表紙

愛のそよ風vol3表紙

今回の「愛のそよ風」vol.3のコンセプトは、「CDはステキだけど楽譜は案外やさしいんだ・・・」です(笑)

秋風と共に、9月に出版になります。

私のコンセプトのようになっていますかどうか、どうぞお手に取りお聴きになってみてください・・・。

「愛のそよ風」vol.3のお問い合せはこちらです


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主よ人の望の喜びよ 歌:初音ミク!?

7月21日(日)の大和カルバリーチャペルの特別讃美は、

聖歌隊とアンサンブルによる「こころに主イエスを」の演奏でした。

P1010832

 

実はこの曲「主よ人の望の喜びよ」です。

「それなら知ってる」と皆様も思われるでしょう。

「G線上のアリア」と共に、最もポピュラーなバッハの曲の1つと言えるかもしれませんね。

これは、バッハの「心と口と行いと生活で」という教会カンタータの中の曲で、

元々は、オーケストラ伴奏付きの声楽曲として作られたものです。

私も演奏するにあたり、まずはいろいろ聴いてみようと思いユーチューブで探したところ、

あるわあるわビックリするほどいろいろなアレンジや楽器編成のこの曲が出てきました。

よくあるピアノソロはもちろん、金管楽器アンサンブによる演奏も素敵だし、「あ-、やっと出てきたオーケストラ」と思いきやエレクトーン一台で全て

表現している演奏だったり、脳波調整サウンドっていうのもありました。心安らかにねむるためのオルゴール風のサウンドも初耳でした。

でも中でも一番ビックリしたのは、初音ミクが歌う「ドレミファカンタータ」!? ドイツ語バ-ジョンもあるのですよ!?

自分で作曲する場合のことを考えてみると・・・、この曲のメロディー「ドレミソファフアラソ ソドシドソミドレミファソラソファミレミド シドレソシレファミレ・・・」と、

延々と速い音符が並んでいて、必ずしも覚やすいとは思わないのですが-、

そこはやはり偉大なバッハのメロディ-なのですね。

人の心に入り、脈々と現代にも受け継がれていて・・・。素晴らしい!!

 

大和教会のアンサンブルのメンバーです ♪

大和教会のアンサンブルのメンバーです ♪


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柴田直美さんは、大和教会のピアニスト仲間で、素敵な湘南で楽しいピアノ教室を開いています。
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