私の卒業した国立音楽大学は、西武新宿線玉川上水駅下車ですが、今はなんとモノレール玉川上水駅からも行かれます。
音大では、毎年夏休みに夏期音楽講習会というものを行っています。
どんなものがあるのかといいますと、合唱、ポップス・アレンジ、作品分析、ソルフェージュ、ピアノ(この中にはクラシック、ジャズ、アナリーゼがあります)、コレペティートルによるオペラ講座、音楽基礎理論、リトミック、幼児教育や音楽療法など、音楽に関する様々な講座があります。
指導は、国立音大の教授や国立を卒業されて現在は一流の音楽家として活躍されている方など、素晴らしい先生方ばかりです。
私も前回はポップス・アレンジ、その前はオペラ講座、その前はジャズピアノとソルフェージュその前は和声法と、この数年受講しています。
今年は、ラヴェルの管弦楽を中心に和声、楽器法、構成を見ていく、という内容の作品分析講座を受講しました。
今年も本当に暑い2日間でしたが、教えてくださる先生方や内容も素晴らしいので、毎回必ず得るものがあり、また今後勉強するための指針になる内容です。
そして、この夏期講座のもう一つの特徴は、受講生のたぶんほとんどが国立の卒業生だということです。
何年か前にご一緒しましたね、というような方もあるという程、卒業生が多くしかも、リピーターが多いのも特徴だと思います・・。
私は夏期講座に来るたびに思いますが、「やはり国立って良い大学だなぁ」と。それと毎年参加されるようなパワフルな卒業生の方が多くいらっしゃるのもすごいなと思います。
実は今回私にはもう一つの目的がありました。それは一昨年キャンパスの敷地の真ん中にドーンと完成した新1号館を見るということでした。
校門を入ると新1号館まで一目散に向かいました。「あった、あった、本当に正面の外壁が階段状になってるわ!?」
あまりの美しい新1号館に入っていいのかなぁ?許可がいるかなぁ、とちょっと戸惑ってしまい、朝はとりあえず外からだけ写真を撮りました。
午前中の講義が終わると急いで昼食を食べて、(そういえば5号館の学食もとてもきれいにリニューアルされていました。一昨年までは、私達の時とまったく変わらなかったのですが)新1号館に直行しました。
中に入ると本当に綺麗でびっくり!?
懐かしい大学を知っている方ならこの写真を見たらきっと行ってみたくなることでしょう!
では、新1号館の内部の写真をご紹介します。
講座の話に戻りますが、今までラヴェルは、ピアノ曲を聴く方が多かったのですが、同じの曲の管弦楽バージョンを聴くのはまた違った味わいがあり素晴らしいものだと思いました!
それにしても「ダフニスとクロエ」スコアを見ながら何度聴いても最後の部分で楽譜を見失うのにはまいりました・・・(汗)